2019年9月6日金曜日

8月28日に第16回口頭弁論が開催されました/原告本人尋問決定!12月11日は傍聴席を埋め尽くそう!

8月28日に第16回口頭弁論期日がありました。

次回期日は2019年12月11日(水)午前11時00分から東京地裁103号法廷です。6名の原告が証言されます!傍聴席を満席にしてみなで応援しましょう!

◆原告と被告から、それぞれ書面が提出されました。

・原告の準備書面(23)では、被告が年間20ミリシーベルトを基準として帰還を推し進めていることに対する国際社会からの批判を、原告の準備書面(24)では、原告に対して行ったアンケートをもとに本件解除により原告が帰還を余儀なくされたことを、原告の準備書面(25)では、不溶性射性微粒子による被ばくのリスクについて主張しています。

・被告から証拠申出書に対する意見書が提出され、被告は、原告本人や証人の尋問はいずれも必要性が認められないと主張しています。

・弁護団から、原告が提出した準備書面の説明が行われました。

◆今後の予定

 裁判官が、原告本人尋問を次回期日に行うことを決定しました!
12月11日(水)11時からです。傍聴席を満席にして原告を応援しましょう!

◆報告集会での特別報告

・報告集会では、ちくりん舎の青木さんより、南相馬のみなさんの尿検査について、西日本と比較しながらの報告、FoEの満田さんより、ICRP勧告の改定について報告がありました。

◆報告集会でのカンパ

22,800円でした。原告のみなさんの交通費等に使わせていただきます。ありがとうございました。

◆報告集会でお寄せいただいた感想(公開可のもの)です。

・南相馬市から原告団のバスに乗せていただいて、初めて傍聴と報告会に参加させていただきました。遠くからこの裁判のこの時間のために出かけておられる方々は、体力と自分の時間を費やしていらっしゃることを実感し、あらためて原発事故の理不尽さを思いました。傍聴していても、報告集会で復習するとわかりやすかったですし、その他の報告内容も貴重な内容で、郡山でのパブコメを書こうと題された講演参加に予定が合わなかったのでありがたく思いました。

・日本政府の放射能に対する扱いを国際的に直接議論させて明白にさせよう。

・遠方より裁判所まで本当にお疲れ様です。東電には怒りしかありません。皆様には何の過失もないわけです。今の東電の人間は全くでたらめ人間ばかりという感じを持っています。私は今から54年ほど前東電の『地中線建設所』という部所に仕事で出向したことがあります。約1年ほどでした。当時は資本金では日本一ということで、東電の社員は皆様誇りを持っていました。「誇りを持つ以上、社会から指を指されないように日常の行いに注意し姿勢を正していくように」という上司からの訓示が毎週ありました。従って、皆様、日常品行方正という印象を持っておりました。が、今の人達は全くでたらめ人間ばかりという印象です。社員はほとんど縁故社員でこういうことが重なると悪の方に転落していくのかなと考えています。厳しく東電に裁判所は接してもらいたいと思います。主旨が少しずれて申し訳ありません。

・今日は抽選がなくて残念でした。裁判で示されたアンケート良かったです。帰還した方は440人、うち経済的な理由でもどった方が57%になるとのこと。原発作業員の5mSv/年以下の値が欲しいと原告の方の話がありましたが1mSv/年から5倍も後退する発言をしていいのかなと、ちょっと思ってしまいました。

・裁判の進行よくわかりました。